能町みねこさんが「装苑」での連載しているものをまとめた本「雑誌の人格 2冊目」、とっても面白いです。
内容は、ある雑誌の読者像を能町さんの豊かな想像力で人格化して、その人のプロフィールが書いてあるのですが、みんな本当にその雑誌の読者で実在しているかのようです。
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価格:1,620円 |
「どんな風にこんなに老若男女問わず沢山の人をイメージ出来るんだろう?」と、不思議に思っていたところ、トークイベントが開催されることを知り参加してきました。
場所は、銀座の「蔦谷書店」で行われました。蔦谷書店の雑誌コンシェルジュの方との対談形式ですすめられました。どんな分野にもコンシェルジュさんっているんですね~
実際に、その場で雑誌を見ながらどんな風に読んでいるのか色々お話をしてくれましたが
- 表紙の見方
- 記事に、ある漢字を意識して使っているところにその雑誌のプライドを感じる
- 句読点の「。」の使い方など
能町さん流の雑誌の読み方が知れて、楽しかったです。また、映画や本やCDなど紹介する文化面からもその雑誌の特徴を感じとることが出来るということでした。
能町さんの鋭い視点や言葉の使い方、表現の仕方がいつも面白いなぁと思います。
さて、人格を想像するにあたってヒントとなるページは読者欄だそうです。特に読者欄には、年齢、職業、住所が載っているので生々しさを感じるそうです。
淡々としながらも面白いお話を沢山してくれたので、あっという間にイベントの時間が過ぎました。
最後は、本にサインしていただきました!
順番を待つ間、皆さんが能町さんと会話を楽しんでいました。私は最近、能町さんファンになったので何を話したらいいか分からなくて、ドキドキしていました。順番が来ると「雑誌、読んでますか?」と話しかけてくださったので、読んでいる雑誌を伝えたり少しお話出来て、嬉しかったかったです。

雑誌は、休刊になっているものも多いのも事実ですが、創刊されているものも沢山あるそうです。私も最近、読むことが少なくなっていますが、ちょっと違った視点で雑誌を読んでみるのも楽しそうだなと思いました。
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